日記・思った事
 12, 2018 03:37

奏でるは三角、そして弧を描く

深夜3時、仕事も終わらせて、ナイトキャップに誕生日に買ってもらったGINをあける。
文字通り空いた。最後の一杯。

明日からは実家に帰省。
介護帰省もどんどんサイクルが短くなってくる。
向こうにも着替えやらある程度は置くようになったので、荷造りも簡単だ。
財布とiPadさえ持っていけばなんとかなる。

それでも行く前と帰ってからは慌ただしい。
仕事もたまるし、プライベートも、掃除とかそういうTODOはある。
しかも、ここ最近どんどん疲れもたまる。お金だけがたまらない。まったくもう。

歳を重ねて、肉もたるむしシミも増えたが、ひとつ、でもものすごく良いことがあって、
それは自分の気持ちのいなし方が上手くなったということだ。
父をみて「頑固だな、めんどくせえ」と思っていたが、
そこには鏡写しの自分がいた。苦笑いしかできない。
ネガティブでシツコく物事つきつめようとする。自滅型だよね。
そんな烈火の如き自分のいち面をいなせるようになってきた。
たまにぶつかるけど。
そうすると、いままで見えていなかった違う角度もみえてきて、なかなか面白い。

私の若い頃の望みは、「ananにでてくるような部屋に住むこと」だった。
生活感のない、アートな部屋。
家事のなかでも掃除洗濯はすきだけれども、料理はすきじゃない。
食べるという死ぬまで続く行為が、とても面倒で余計なものに思えていた。
永久に、永遠に、何もかわらない世界はあるのだろうかと夢見たけれど、
人はそんなキレイなもんじゃなかった。
そしてそんなどうしようもない事にすら、戦いを挑んでいた私。
誰と戦うわけじゃない、自分の理想と戦う自分。アホだな。
父を見ていると、何と戦っているのだろう? と思う
昔の自分と重なり、ひとり頭をかかえる。

ワルツが好きだ。
奏でられる三角形は、期待値たかく広がる音、そして少し危うさを感じさせる。
でも希求するものは「しんえん」。
世界は丸の中におさまっていく気がするのに、手は弧しか描けない。
しかたない。ワルツステップでもう少し進むしかない。
自分の真理が見つかるのか、どこか落としどころが見つかるまで。

奏でるは三角、そして弧を描く。


COMMENT 2

ねぎ夫  2018, 07. 14 [Sat] 01:20

戦いって響きがカッコイイから惹かれちゃいますが、
結局徐々に疲弊していく気がします。
幸せって勝ち取る物じゃなくて気づくものなのかなって思います。
実はみんな持っていて、気づけるかどうか次第みたいな。

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dragon11  2018, 07. 15 [Sun] 22:38

ねぎ夫さん、それすごく素敵

こんばんわ。
すごい素敵。ものすごく頷いちゃった。
数日を、比較的父を過ごしていて気がついたのは、
自分の持って生まれたアドバンテージも、
周りからの気遣いすら気がついていないこと。
満足していないから、いつも辛いんだろうなって思いました。
きっと気がついたら、とてもハッピーになれるのにね。


> 戦いって響きがカッコイイから惹かれちゃいますが、
> 結局徐々に疲弊していく気がします。
> 幸せって勝ち取る物じゃなくて気づくものなのかなって思います。
> 実はみんな持っていて、気づけるかどうか次第みたいな。

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